HTML4.01とXHTML1.0の違いより、StrictかTransitionalの違いでは

まず、最初に、このリンク先の記事は殆ど、大体、概ね同意できる。なので、この記事は殆ど同意できるけど、細かいところで納得できないのでつっこんでみる記事である。


順番としては以上の通りですが、現実として多くの場合は、最初に自分(制作者)が利用するのに都合の良い DTD を選ぶ。それに適合するようにマークして行きます。 なので、HTML 4.01 から、或る日突然 XHTML 1.0 になったりする。酷い場合は、DTD に合わせるためだけに原稿が改変されることもある。 文書利用者(閲覧者)から観れば、ややこしい。制作者の恣意や嗜好に振り回されることになります。
XHTML1.0はHTML4.01をXMLに移植した仕様なので、DTD的な違いは、殆ど無い。TrantisionalとStrictならとにかく、HTML4.01とXHTML1.0のDTDの違いについて説明できる人はかなりマニアックだと思う (「html要素にid属性を書きたいからHTML4.01をXHTML1.0に変更した」とか、「colgroup要素の中にins要素を書きたいからXHTML1.0にはできない」なんて人もいるとは思うが、一般論として語るのはどうだろう)。
と言う訳で、言いたいことは解るし、概ね賛成できるのだが、DTDの下りに関しては、HTML4.01からXHTML1.0ではなく、HTML4.01 TransitionalからStrictとすべき (または、HTMLとXHTMLを比較する話としては不適切)。