MS Officeの「マクロにデジタル署名を追加」したければ、「マクロにデジタル署名を追加」するんだ (当たり前)

要約
MS Officeのファイルの「マクロにデジタル署名を追加」したければ、マクロの開発環境の「Microsoft Visual Basic」のツールバーの「ツール」の「デジタル署名」から行う必要がある

Microsoft Excel 2007で安全に、しかし、いちいち実行許可を出す手間を省いてマクロを実行するため、マクロの設定を「デジタル署名されたマクロを除き、すべてのマクロを無効にする」にしてExcelファイルにデジタル署名をつけたが、どうしてもうまく行かずに2時間ほど詰まったので、いつの日か度忘れして再び時間を無駄にしないようにメモ。
結論からいえば、「マクロにデジタル署名を追加」したければ、マクロの開発環境の「Microsoft Visual Basic」のツールバーの「ツール」の「デジタル署名」から行う必要がある。
この時、「(Excelの [配布準備] から)『デジタル署名を追加』を実行」しても、デジタル署名が追加されるのはExcelファイルであって、そのExcelと関連付けられたマクロにはデジタル署名は追加されないので注意 (今回はこれに気付かなかった)。
なお、この時使うデジタル証明書の作成は、「Microsoft Officeツール」の「VBA プロジェクトのデジタル証明書」から行うことができる (第四種オレオレ証明書?)。
また、間違った証明書を信頼済みにしてしまった場合などの管理は「セキュリティ センター」(「Excel のオプション」の「セキュリティ センター」を選択し、「セキュリティ センターの設定」ボタンを押下すると表示される) から行えるし、「Microsoft管理コンソール (mmc.exe)」を使えば、間違って作成してしまったデジタル証明書の削除なども行うことができる。