対象resourceの全文をRSSで取得する需要が理解できない、その3

シリーズ3回目。多分、最終回。


それと誤解があるようですが、久樹はRSSを全文配信の仕様に改めることは望んでおらず、「RSSで全文を取得したい」という気もありません。RSSに全文を盛り込んでしまっては要約の配信の意味がないし、ネットワークトラフィックを考えても不都合だと思います。
どうも「拡張でも何でも良いので」という節が拙かった模様で、申し訳ない。
申し訳ありません、ご指摘の通り誤解しておりました。
言い訳ですが、自分のRSS関連の記事へのコメントだったので、RSSへの拡張や仕様の話だと思いこんでおりました。

問題は、現行のHTMLは保存に向かず(各種データを分散させる方向で動いているのだからある意味当然)かといってPDFは規格として豪華すぎる。久樹としては、RSS並みに厳格な仕様のWebアーカイブ(*.mht)を相当単純化したものぐらいでちょうど良いのだけど、ニッチが広くないので規格を作るまでもないと言われればその通り。
木俣としては、既存のHTMLと小文字のsemantic web、具体的にはmicroformatsがこの問題への解答になるのではないかと思っています。

蛇足

と、書くと木俣がmicroformatsを推奨しているように読めますが、木俣個人はmicroformatsの仕様の永続性を信用していないので、積極的に使う気になれませんし、おすすめもしません。
しかし、それとは別に、今後、microformatsやその系列の仕様がgoogleAmazon、各種blogツールなどで今以上に積極的に使われ、台頭するだろう予想としています。

蛇足、その2

ちなみに、途中に出てくるPDFはひょっとしてRDFのことでしょうか。木俣としてはRFDRDFの方が文脈上しっくりくるので。そして何より自分がよく書き間違えるので。