他人に勧めるよりも、真似される自分になりたい

例えばソフトウェアのセキュリティアップデートなどは、その内容を熟知した上で要らないと判断できる人、以外の人には強くお勧めしたい。また逆に、例えばソフトウェアのα版やβ版などは、α版やβ版の意味を解った上で使う人、以外の人にはお勧めできない。

しかし、それを解って貰うには、まず、相手にそれがなんなのか解らない状態でお金をだしてソフトを買って貰ったり、時間を使って勉強して貰うことになるのだから、最初は騙されたと思ってやってくれと言う状態になる。 上記の例のようにセキュリティ関連の話であれば、現状の問題点を伝え、場合によって危機感を煽れば相手は最初の騙された状態になってくれるが、現状でも問題ないがよりよい状態になって欲しい、と言う場合どうしたらよいだろうか。 木俣は自分が得をしている姿をみせつけると言うのが一つの方法だと思っている。

例えば正しいHTMLを書くことを勧めたければ、自分が正しいHTMLを書いて得をしているところを見せつける、例えばHTMLよりXHTMLを書くことを勧めたければ、自分がXHTMLを書いて得をしているところを見せつける。究極的にはかっこいい自分尊敬される自分になって、理屈抜きに他人に真似さる存在になればいい。 言うは易く行うは難し。道は長いなぁ。